はしっこ

働くブスが高校生の時から書いてる日記

3年目

 

 

浮気じゃありません。

 

こんばんは、よりこです。父が病気で亡くなってから今日で3年になりました。

これほど年月が過ぎる早さを実感するのは1年のうちこの日くらいです。わたしにとっては、毎年この日は1年の総まとめをするような日になってきています。正月を超える勢い

 

さてこの1年どうだったかというと、ここ3年の中で最もひどい1年でした。結果的に高校も無事卒業し、大学も決まってすごく、こう、ありがたい1年だったんですけど、生活態度がまあひどかったですね。家の仏壇(かなりシンプル)にお線香あげるのがちょっとなんていうか後ろめたかったです。そういえば最近線香あげてなかった、ごめん

 

なんか、まあ浮気もそうなのかもしれないですけど、3年目って気が抜ける年というか、謎の節目感がありますよねなんでしょうねあれ

父が亡くなって、それでも毎日は過ぎていくんでなんとか父の分まで頑張ろうと(比較的)真面目に高校生活を送っていたんですけど、5月ごろですかね、なんか力がぬけて学校に行くのをやめました。つっても、ちょくちょくさぼるようになったってだけでだいたいはちゃんと登校してたんでこうして卒業証書を手にしているわけなんですけど。

なにやってんだろって思っちゃったんですよね、なにやってるってそりゃおめえ、親の金で学校いかさしてもらって勉強してんだろってはなしなんですけど

まあようは3年目に突入してだらけただけです。甘えがガンガン主張を始めた感じです。

 

3年目ってほんとに不思議な年です。なんていうかこの1年で、置きっぱなしだった父の箸やコップが移動されていて、父がいないっていうのがなじんできたというか、変な言い方ですけど、この家に父がいないことが自然みたいな。こういうの慣れって呼ぶのかなあ

ただ頭が全然慣れてない。体はすっかり慣れているんですけど、頭がいまだに1年目のままでどうにもアンバランスです。

父の分までとか口で言ってみたりはしますがたぶんわたしはあの父のようにはなれないし、父を補うなんてことはできそうにもない。でてくるのはいまだに未練がましい、ああすればよかった、こうすればよかったとか もしも の話ばかりで本当に情けない。

お父さんがみてくれているよ、お父さんに恥ずかしくないように、なんてこともよく言われますが、もし本当にみているとしたら説教のひとつでもあっていいはずだし、頭一発殴られるぐらいのことあってもいいと思うんですけど、この3年音沙汰一つない。

親を亡くすってこういうことなのかなあと思うばかりです。

 

せめて来年の3月26日には父の(スタイリッシュな)仏壇に胸をはって線香をあげられるようにしたいなと思います。

目標です。頑張るから、もし危なかったら一発殴って。